M&A事例「保険関連」
M&A事例 -保険代理店同士の株式譲渡
売却企業(A社) | 買収企業(B社) | |
---|---|---|
業種 | 損害保険代理店 | 生命保険代理店 |
M&A目的 | 親会社の資金調達 | 事業拡大 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
【売却企業(A社)】損害保険代理店
A社は法人顧客を有する損害保険代理店。A社の親会社の業績悪化に伴い資金繰りが悪化。親会社の資金調達を目的に、子会社であるA社の株式100%の売却を希望。
【買収企業(B社)】生命保険代理店
B社は生命保険の代理店であり、マーケットは個人顧客を対象とした生命保険販売に従事している。業容拡大を目論み、法人顧客を対象とした生命保険と損害保険の販売事業を新たにスタートさせたい。
【結果】
A社は資本金2,000万円だが、利益剰余金の積み上げにより純資産は5,000万円であった。
損益状況や不良資産、簿外負債などもなく、既契約者も優良法人が多かったことがデューデリジェンスで判明したため、純資産価格の5,000万円で株式譲渡を行う。
A社の親会社は5,000万円の資金調達及び特別利益3,000万円を計上することができ、資金繰りと業績面において息を吹き返すことができた。
一方B社はA社の法人顧客へ生命保険の販売をすること(クロスセル)で収益を大きくあげることが出来たため、投資資金5,000万円を1年で回収することができた。
A社は資本金2,000万円だが、利益剰余金の積み上げにより純資産は5,000万円であった。
損益状況や不良資産、簿外負債などもなく、既契約者も優良法人が多かったことがデューデリジェンスで判明したため、純資産価格の5,000万円で株式譲渡を行う。
A社の親会社は5,000万円の資金調達及び特別利益3,000万円を計上することができ、資金繰りと業績面において息を吹き返すことができた。
一方B社はA社の法人顧客へ生命保険の販売をすること(クロスセル)で収益を大きくあげることが出来たため、投資資金5,000万円を1年で回収することができた。