事業計画とは

事業計画とは、自分自身の事業の目標を達成するための具体的な行動の指標となるもので、将来における3年〜5年間の目標などを描いたものを言います。

事業計画書に記入すべき内容の詳細は、以下の7項目は欠かせない内容です。

①事業構想 どういった目的でどういった商品(サービス)を提供しようとしているのか。またそれを始める動機や熱意、社会的意義は何か。
②事業背景 社会環境や時代環境、市場規模や業界動向、競合他社などを分析し、優位性や差別化を訴求する。
③事業内容 事業の具体的な特徴や販売網、ターゲット顧客、顧客の最終利益を明確にし、事業の実現プロセスを伝える。
④事業の仕組み 事業の収益形態やマーケティング手法を確立させる。
⑤事業リスクと解決策 想定されるリスクや問題点をあらかじめ洗い出しと共に、対処方法や解決策を先行的に提示する。
⑥人員計画・設備計画 人員の採用や人件費の計画を行う。また先行投資となる設備費の計画を提示する。
⑦財務計画 予想損益計画、予想貸借対照表、予想資金繰り計画、予想損益分岐点、資金調達案や返済計画なども提示する。

事業計画の目的

事業計画

事業計画を作成する目的は、事業の詳細を論理的に整理し、方向性を指し示す「ビジネス上の羅針盤」の役割を果たすことにあります。
論理的思考で事業を組み立て、それに基づいて事業を進めていく訳ですが、実際には事業が計画通りにいくことは非常に少ないのも事実です。
事業計画は、計画と結果の差異について分析することが重要であり、分析結果により事業の活動を修正したり、計画数値と実績数値を対比したりすることで事業計画の精度を上げていく能力が身に付きます。
「事業計画を何度練ってもうまくいかない」という経験を積むことで事業の成功の見込みなどがはっきり見えてくるでしょう。

また、事業を進めていく中で、様々な形での協力者を求める必要があります。事業計画書は、ビジネスパートナーの開拓や資金調達を目的とした投資家や金融機関への説明資料にも活用でき、説明に説得力がつきます。

経営者ご自身の頭の中にある事業展開を整理するためにも、ぜひ事業計画書を作成してみてはいかがでしょうか。

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当社では、事業計画書に関する作成支援をさせていただきます。
投資会社やファンドといった投資家への説明資料だけでなく、事業会社との資本業務提携などにも事業計画書は活用できます。もちろん、借入を計画する際の金融機関への説明資料にも使えます。
ご希望の企業経営者の方はぜひともお問い合わせください。

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