菊水化学工業株式会社<名証第一部 コード番号7953>、株式会社レプトンに対し、セラミック事業部門を譲渡すると発表。

菊水化学工業株式会社<名証第一部 コード番号7953>は、株式会社レプトン(本社:大阪、社長:井前憲司)に対し、セラミック事業部門を譲渡すると発表した。

菊水化学工業は、主力事業である製品販売・工事事業部門に加え、平成元年2月セラミック生産のために各務原工場を新設して以降、セラミック事業を行っており、そしてファインセラミックスの属性を自在にコントロールする独自の「熱ゲル成形法」を開発し、同技術を活用した「レプトン」は、さまざまなサイズのセラミックスパネル、従来工法では加工が困難であった複雑な形状にも対応でき、各装置部品をはじめ、電子、電機、半導体等の幅広い分野で事業展開してきた。

今般、菊水化学工業は「総合塗料メーカーを目指す」という新たな経営方針のもと、事業の選択と集中を行い、必要な経営資源を集中させる中で、セラミック事業部門の事業譲渡を行うことについて、井前工業株式会社との間で協議・交渉を進めた結果、更なる収益性の向上及びグループの体質強化につながると期待し、このたびの意思決定に至った。
なお、譲渡価格は520百万円。

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