株式会社JVCケンウッド<東証第一部 コード番号6632>、連結子会社の株式会社テイチクエンタテインメントの株式譲渡に関し、株式会社エクシングとの間で株式譲渡契約を締結したと発表。
株式会社JVCケンウッド<東証第一部 コード番号6632>は、連結子会社で音楽・映像ソフトの企画・制作・販売などを手掛ける株式会社テイチクエンタテインメントの株式譲渡に関し、株式会社エクシングとの間で株式譲渡契約を締結したと発表した。
テイチクが手がける国内での音楽・映像ソフトの販売事業は、アーティストやメディアの変化などにより縮小傾向にある中、ソフトの販売に留まらない新たな業態へのシフトが今後の競争力を左右すると予想されており、そのような業界環境の変化などに鑑み、テイチクの強みである「演歌・歌謡曲」の分野における連携の観点から、カラオケ事業を展開するエクシングと新たなパートナーシップを構築することが、テイチクの今後の成長にもつながると判断したため、このたび、JVCケンウッドが保有するテイチクのすべての株式を譲渡することについて、エクシングと株式譲渡契約を締結した。
これによりテイチクは、エクシングが主に手掛ける通信カラオケ事業とのシナジーにより、これまでのパッケージメディア中心のビジネスに加え、新たなビジネスモデルの構築が可能となり、今後も同社の成長および企業価値の向上がはかれるものと期待できる。