株式会社鹿児島銀行<東証第一部 コード番号8390>と株式会社肥後銀行<東証第一部コード番号8394>、持株会社設立による経営統合に向け協議・検討を進めていくと発表。
株式会社鹿児島銀行<東証第一部 コード番号8390>と株式会社肥後銀行<東証第一部コード番号8394>は、持株会社設立による経営統合に向け協議・検討を進めていくと発表した。
鹿児島銀行と肥後銀行(以下「両行」)は、 九州に本店を置く地方銀行としての社会的使命を果たすことで、地域の皆様から厚いご愛顧をいただき、安定的な収益基盤を構築してきたが、地方銀行として、地域の特性に即した地域課題を解決し、「地方創生」の実現に永続的に貢献していくためには、両行の地元を中心とした九州での存在感を更に発揮できる磐石な経営基盤を確立していくことが両行共通の経営課題となっている。
両行は、地域活性化ファンドへの共同出資、協調融資組成等の業務連携を通じ、信頼関係を長年にわたり築いており、 こうした従来からの信頼関係を活かし、両行の経営課題を発展的に解決するためには、両行の地元との信頼関係を更に強化するとともに、広域化した新たな地域密着型ビジネスモデルの創造が必要と判断し、経営統合に向けて協議・検討を進めていくことを決議した。
両行は、平成27年10月1日を目処に、両行の株主の承認ならびに本件経営統合を行うにあたり必要な関係当局の認可を得ることを前提として、共同株式移転による持株会社を設立することに向け、協議・検討を進めていく。
なお、設立する持株会社は、その普通株式を、東京証券取引所市場第一部及び福岡証券取引所に上場する予定であり、また、両行は株式移転により持株会社の完全子会社となるため、株式移転の効力発生日に先立ち、東京証券取引所及び福岡証券取引所を上場廃止となる予定。