株式会社永谷園<東証第一部 コード番号2899>、平成27年10月1日を目処に持株会社制へ移行すると発表した。

株式会社永谷園<東証第一部 コード番号2899>は、平成27年10月1日を目処に持株会社制へ移行すべく、その準備を開始することを決議したと発表した。

なお、持株会社制への移行については、平成27年6月下旬に開催予定の定時株主総会決議において関連議案が承認可決されること、及び必要に応じ所管官公庁の許認可が得られることを条件に実施する。

永谷園は、昭和28年の設立以来、「味ひとすじ」の企業理念のもと、創意と工夫でお客様においしさを提供することで、企業価値の向上を図る一方で、競争環境が激しさを増している加工食品分野を取り巻く環境は、消費税増税後の個人消費の低迷や、急激な円安による物価上昇の懸念もあり、経営環境は予断を許さない状況となっている。このような環境下において、「企業戦略の充実」と「新価値提案力の更なるアップ」を経営課題として企業活動を行ってきたが、加速する競争環境の変化への対応と、更なる事業体質の強化による収益性、競争力向上を実現するためにはグループ運営体制を構築することが望ましいと判断し、持株会社体制へ移行する方針を決定した。

持株会社体制への移行後、グループ各社の経営資源の最適配分を行うことで効率化を図り、また各事業子会社の意思決定の迅速化による戦略的かつ機動的な事業運営を推進していくことにより、グループとしての企業価値の最大化を目指すとともに、より強固なガバナンス体制を構築していく。

 

 

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