株式会社ビックカメラ<東証第一部 コード番号3048>の100%子会社である株式会社ラネット、株式会社ネプロモバイル関東、株式会社ネプロモバイル東海ならびに株式会社ネプロモバイル関西の全株式を取得すると発表。
株式会社ビックカメラ<東証第一部 コード番号3048>の100%子会社である株式会社ラネットは、株式会社ネプロジャパンとの間で同社が保有する株式会社ネプロモバイル関東、株式会社ネプロモバイル東海ならびに株式会社ネプロモバイル関西(以下「ネプロモバイル」)の全株式を取得すると発表した。
ビックカメラグループは、テレビ、デジタルカメラ等の音響映像商品、冷蔵庫、洗濯機等の家庭電化商品、パソコン、携帯電話等の情報通信機器商品、このほかゲームや時計等の電化製品を中心とする物品販売を主な事業としており、このうち携帯電話においては、連結売上高に占める割合が10%を超え、重要な商品群のひとつになっている。
ラネットは、ビックカメラグループにおける携帯電話販売およびMVNO(仮想移動体通信)事業を担う子会社であり、ビックカメラ、コジマ、ソフマップの各店舗のほか直営店、代理店と併せ合計260店舗で事業を展開している。
この度株式を取得するネプロモバイルは、ドコモショップ運営事業者として、東京都、愛知県、京都府、大阪府でドコモショップを12店舗展開している安定した収益を誇る地域密着の企業群である。
① 従来のau、ソフトバンク、ワイモバイルに加え、国内最大通信キャリアであるNTTドコモのショップ運営事業に参入することによる、顧客サービスと収益機会の拡大。
② 三大都市圏(東名阪)における拠点網の拡充。
③ ネプロモバイルの安定的な収益基盤の継承。
以下の観点から、ビックカメラグループの携帯電話販売における事業基盤の強化、サービスの充実等を図ることが出来るものと判断し買収を決定した。
なお、ネプロモバイル関東、ネプロモバイル東海、ネプロモバイル関西において、それぞれ5,000株を取得する(所有割合はそれぞれ100%)。取得価額は5,714百万円。