株式会社ドワンゴ<東証第一部 コード番号3715>、株式会社KADOKAWA<東証第一部 コード番号9477>は、統合持株会社の設立により経営統合すると発表。
株式会社ドワンゴ<東証第一部 コード番号3715>と、株式会社KADOKAWA<東証第一部 コード番号9477>は、両社の完全親会社となる株式会社KADOKAWA・DWANGO(以下、統合持株会社)の設立により経営統合すると発表した。
株式会社ドワンゴは、モバイル端末向けコンテンツ配信サービスやゲームソフトの開発・販売、ライブイベントの運営、そして日本最大級の動画サービスである「niconico(平成26年3月末現在で登録会員数3,936 万人)」を展開し、「ネット」と「リアル」が融合する次世代ネットワーク・エンタテインメント分野での事業展開を推し進めている。
KADOKAWA は、出版事業、映像事業、版権事業、デジタルコンテンツ事業等を行い、優れたコンテンツ創出力とブランドを活かし、平成25 年10 月には、連結子会社9社を吸収合併し、事業会社としての強固な基盤を確立するとともに、多種多様な領域をカバーするメガコンテンツパブリッシャー、デジタルコンテンツプラットフォーマーとして、新たなサービスに挑戦している。
ドワンゴのniconico を始めとした様々なサービス及び高度なネットワーク技術と、KADOKAWA の書籍、コミック、映画、アニメ、情報誌、ゲームなどのエンタテインメント・コンテンツを連携させ、付加価値の高いコンテンツや新規サービスを迅速に提供することを目的として、平成23 年5月には資本提携を行っていたが、両社の提携関係をより一層強化することが相互の経営戦略に合致するものであり、さらに両社が経営統合を行い、それぞれの経営資源を有効活用することが、ユーザーを含めたあらゆるステークホルダーの皆様の期待に沿えるものとの認識に至り、ドワンゴとKADOKAWA により統合持株会社を設立し、両社対等の精神において経営統合を行うことを決定したとしている。