株式会社シノケングループ<JASDAQ コード番号8909>、子会社である株式会社シノケンウェルネスが有限会社フレンド及び有限会社ベストの全株式を取得すると発表。

株式会社シノケングループ<JASDAQ コード番号8909>は、子会社である株式会社シノケンウェルネスが有限会社フレンド及び有限会社ベストの全株式を取得すると発表した。

シノケングループのビジネスモデルの特徴は、フロービジネス(アパート販売・マンション販売、ゼネコン事業)とストックビジネス(不動産賃貸管理、金融・保証関連、介護関連、LPガス供給販売)とを密接に連携させ高いシナジー効果を創出する一連のバリューチェーンを構築している点にあり、グループ全体としての営業力とサービスの質を高め、企業価値の向上に取り組んでいる。

当該バリューチェーンにおいて、介護関連事業をストックビジネスにおける主要事業として位置づけ、東京都内および福岡市内においてサービス付高齢者向け住宅3棟、デイサービス2施設の保有及び運営を行うほか、グループ会社である株式会社シノケンファシリティーズが賃貸管理を行う管理物件を活用した「高齢者安心サポート付賃貸住宅」(楽らくプラン)を提唱するなど、高齢者の皆様の目線に立った、本当に必要とされる介護関連サービスのご提供を目指している。

一方、フレンドおよびベストは同一の個人株主が両社の議決権100%を保有する兄弟会社であり、大阪市及び東大阪市を拠点として、グループホーム5施設及び小規模多機能型居宅介護施設1施設を所有し、運営している。

両社は グループホームのブランドを“フレンド”とし、「地域密着」をコンセプトに多様なエリアで、幅広い属性の入居者を受け入れ可能とする事業運営を行っており、特に大阪市内の中心部に位置する中央区や天王寺区と言ったグループホームの設置数が少ないエリアを中心に展開している点が強みであり、グループホームの“フレンド”として高い知名度を有している。

シノケングループにおいては、既に介護関連事業として「高齢者安心サポート付賃貸住宅(在宅介護)」、「サービス付高齢者向け住宅」、「デイサービス」の保有・運営を行っているが、これらのラインナップに、先般の介護報酬改定でも重要視された“認知高齢者対応”のノウハウを持つフレンドの「認知症対応型グループホーム」を加える事で、既存事業における提供可能な介護関連サービスの幅を広げ、社会的要請に応える事が可能となる。

あわせて、営業エリアにおいても、首都圏、福岡都市圏に加え関西圏が加わる事で、エリア面での拡充が図られ、当社グループにおける介護関連事業のサービス向上と規模の拡大が実現するものと考えている。

なお、フレンド社、ベスト社の譲渡価額合計は798百万円、所有割合は共に100%。

注目のコンテンツ

M&A事例
サブコンテンツ

このページの先頭へ