東京センチュリーリース株式会社<東証第一部 コード番号8439>、アメリカ合衆国のニューヨークに本社を置く大手金融・リース会社であるCIT Group Inc.と合弁会社を米国とアイルランドに設立し、共同で航空機リース事業を行うと発表。
東京センチュリーリース株式会社<東証第一部 コード番号8439>は、アメリカ合衆国(以下、米国)のニューヨークに本社を置く大手金融・リース会社であるCIT Group Inc.と合弁会社を米国とアイルランドに設立し、共同で航空機リース事業を行うと発表した。
東京センチュリーリースが注力する航空機リースマーケットは、LCCの成長やアジアを中心とする旅客の伸長によって今後も高い成長が期待されており、2012年12月に米国大手航空機部品サービス会社GA Telesis, LLCへ出資することにより航空機のアフターマーケットビジネスへ参入、2013年10月にはアイルランドにTC Aviation Capital Ireland Limitedを設立し自社オペレーティングリースを拡大するなど、順調に航空機関連ポートフォリオを増加させノウハウを集積している。
こうした取り組みを進める中、航空機リース事業の一層の基盤拡大を図るため、今回、航空機ファイナンスにおけるグローバル・リーダーであるCITをパートナーとして航空機リース事業を共同展開することとした。
CITは、航空機リースのリーディングカンパニーとして30年以上業界を牽引してきた経験があり、グローバルに幅広い顧客層を有し、マーケティング、リマーケティング力に加え、高度な機体管理のノウハウを持っている。CITはアジア全域において確かな実績のある東京センチュリーリースと連携することで、両社の強みを活かした更なる航空機リース事業の展開が可能となります。
なお、合弁事業の内容は、比較的若年の汎用機をターゲットとし、今後2年間で2,000億円規模の投資を計画しており、当初CITより14機の航空機を譲り受け、事業を開始する予定。