丸全昭和運輸株式会社<東証第一部 コード番号9068>、日本電産ロジステック株式会社の発行済株式の全てを譲り受けると発表。

丸全昭和運輸株式会社<東証第一部 コード番号9068>は、日本電産ロジステック株式会社の発行済株式の全てを譲り受けると発表した。

丸全昭和運輸グループは、“グローバルな視点でサプライチェーンを最適化するロジスティクス・パートナー”を目指し、以下の4点を狙いとした様々な重要施策を実施している。

① 新規事業領域への参入に向けた大型投資、戦略的組織への改編、経営資源の強化分野へのシフト等による企業体質の変革

② 3PL事業とグローバル物流事業の拡大を柱とした新規業務の獲得、深耕営業の強化及びM&Aによる新たな川下領域への参入により連結売上高1,000 億円超の達成

③ 新たな分野へ果敢に挑戦する気概あふれる人材集団をつくり、「現場力」「営業力」「管理力」を強化

④ 安全、環境、コンプライアンスに重点を置いたCSR経営への取り組みによる企業価値の向上

一方、日本電産ロジステックは、昭和45 年6月に株式会社三協精機製作所(現・日本電産サンキョー株式会社の運輸部として業務を開始し、翌昭和46 年12 月に三協流通興業株式会社として分社独立。その後、平成15 年10 月に日本電産の子会社となって以降は、日本電産のグループ会社向けを中心に、国内外の企業の物流を担っている。

本件は、丸全昭和運輸が日本電産ロジステックを子会社化することにより、重要施策①及び②に合致しており、また、日本を代表するグローバル企業である日本電産グループの物流業務を担ってきた同社を丸全昭和運輸グループに迎え入れるという観点では、間接的に重要施策③及び④に資する

ものであると考えている。

なお、日本電産ロジステックはその商号を「丸全電産ロジステック株式会社」に変更するとしている。

 

 

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