アサヒグループホールディングス株式会社<東証第一部 コード番号2502>の100%子会社であるアサヒビール株式会社は、エノテカ株式会社の発行済株式の全部を取得すると発表。

アサヒグループホールディングス株式会社<東証第一部 コード番号2502>の100%子会社であるアサヒビール株式会社は、ユニゾン・キャピタル等が保有するエノテカ株式会社の発行済株式の全部を取得すると発表した。

アサヒグループは、2020 年までの長期ビジョンにおいて、『食の感動(おいしさ・喜び・新しさ)を通じて、世界で信頼されるグループを目指す』ことを掲げ、これまで培った強みを基に、グループ間の連携や国内外のネットワークを活用することで更なる成長を目指している。

近年、ワインは、家庭の食卓や外食シーンにて日常的に消費される酒類として定着し、国内消費量も増加傾向にあり、酒類市場における重要性が高まっていることから、アサヒグループにおいても、ワイン事業に注力しており、輸入ワインのラインアップの拡充や「サントネージュ」等の国産ワイン製造の取り組みを行っている。

一方、エノテカ社は、1988 年の創業以来、『FOR All WINE LOVERS』の理念の下、ワイン商として、日本にワイン文化を根付かせることに貢献し、国内ワイン市場における高い認知度とブランド力を保有している。

エノテカ社とアサヒグループの協業により、エノテカ社がアサヒグループの事業基盤、経営基盤を活用することで、好調なワイン市場を背景に、更なる成長を早期に実現することが可能になると考えており、またアサヒグループが保有するワインブランドや高級洋酒などを、エノテカ社で販売する可能性も検討している。

現在、アサヒビール株式会社のワイン事業の売上規模は約144 億円(2014 年12 月期)となっており、エノテカ社の売上と合わせることで、グループとしてのワイン事業の売上規模およびワイン市場における存在感が大幅に高まるため、今回、エノテカ社の全株式を取得することにより、『ワインのリーディングカンパニー』として、ワインの感動を更に広く、深くお客様にお伝えするとともに、酒類事業の更なる強化、拡大をエノテカ社と共に目指したいと考えている。

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