株式会社ナガセ<JASDAQ コード番号9733>、株式会社サマデイ等が管理・運営する早稲田塾事業の会社分割等により設立される新設会社の発行済普通株式を100%取得し、子会社化すると発表。

株式会社ナガセ<JASDAQ コード番号9733>は、株式会社サマデイ等が管理・運営する早稲田塾事業の会社分割等により設立される新設会社の発行済普通株式を100%取得し、子会社化すると発表した。

ナガセグループは「独立自尊の社会・世界に貢献する人財の育成」という教育理念を実現すべく、高校生部門(東進ハイスクール、東進衛星予備校等)、小・中学生部門(四谷大塚等)、スイミングスクール部門(イトマンスイミングスクール)を中心に、提供するコンテンツの充実や受講環境の整備等を通じて、「心・知・体」の教育を総合的に行える体制の構築を進め、全国約25万人の生徒を有する民間最大規模の教育機関として、次世代のリーダーの育成に取り組んでいる。

一方、サマデイ等は、現役高校生を主な対象とした「早稲田塾」を東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県にて24校運営しており、創業以来、受験のみならず、国際舞台にはばたく次世代のリーダーの育成を目標に、きめ細かなプログラムの提供を通じて、特にAO・推薦入試の分野では塾業界においてトップクラスのブランド力を保有している。

塾業界を取り巻く環境は、少子化の進展や、競争環境の激化により、年々厳しさを増している一方、人物本位の選抜への転換等大学入試制度改革の議論も徐々に具体化しつつあり、このような環境のなか、共に次世代のリーダー育成を目指す事業(東進ハイスクール等)と早稲田塾事業のノウハウ共有等を通じ、グループの総合力・競争力を強化することがナガセの教育理念の実現に繋がるとの判断の下、本件株式譲渡契約の締結に至った。

サマデイ等が管理・運営する早稲田塾事業に関連する資産・負債に限定して新設分割等の方式により設立された対象会社に承継させ、当該新設会社の全株式を当社が取得し、当社の完全子会社として早稲田塾事業を引き続き継続していくとしている。
取得する株式数は10,000株、所有割合は100%、取得価額は2,092百万円。

注目のコンテンツ

M&A事例
サブコンテンツ

このページの先頭へ