アース製薬株式会社<東証一部 コード番号4985>、東京地方裁判所に民事再生手続きの開始を申し立てた株式会社白元との間で事業譲渡契約を締結したと発表。

アース製薬株式会社<東証一部 コード番号4985>は、平成26年5月29日付で東京地方裁判所に民事再生手続きの開始を申し立てた株式会社白元(以下「白元」)との間で事業譲渡契約を締結したと発表した。

アース製薬は、主たるセグメントである家庭用品事業において、家庭用殺虫剤、家庭用園芸用品、口腔衛生用品、入浴剤、トイレ用芳香剤、防虫剤などを事業領域として展開しており、更なる安定的な成長を持続するためには、既存領域での拡充と事業領域の拡大は必須であると考えていた。

民事再生手続中の白元の事業領域は、アース製薬と同等もしくは近隣であり、特に日本国内においては両社とも日用品業界に属していること、また強いブランドを有していることから、スポンサーとしてアース製薬が対象会社の事業を譲り受けることはアース製薬の事業発展において大変有意義であると判断し、今回の民事再生法の手続きに参加、監査委員の同意を得たことで事業譲渡契約を締結するに至ったとしている。

なお、譲り受ける事業の内容は、衣類用防虫剤、除湿剤、保冷剤その他の衛星関連商品、マスク、入浴剤、消臭・芳香剤、脱臭剤、殺虫剤、パーソナルケア商品、化粧小物、台所関連商品、園芸関連商品、培養土及びその他にかかる製造及び販売事業。
譲り受ける資産・負債の項目は、譲り受け事業に関連した売掛金、棚卸資産、有形固定資産、無形固定資産、知的財産、子会社株式、買掛金などで、譲受け価額は7,500百万円。

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